2006年7月24日

小学生最後の夏休み

従兄弟と映画を一緒に観ようと約束し

珍しく夏休みの宿題を早めに片付け始めたこの夏の7月24日

初めてある病院に行った

一瞬にして永遠の、たった6ヶ月の物語のはじまりである

 

従兄弟との映画の約束は果たせなかったが

そこで過ごした180日は、わたしの心に色々なものを焼き付けた

 

今よりいくらか幼かったわたしは好きだった

あの場所が、みんなが、あの人が。

 

3600以上もの日が流れ

色々なものが変わり、あの頃のような輝きはわたしの目に宿ってはいないが

それでも、この心臓が止まるまでは

 

覚えていよう